
ゴーヤーの苦味を抑えるには水にさらすとか塩でもむとか言われていますが、実際にはあまり効果がなく、美味しくありません。私のおすすめ調理法は
・だしを多めに使用し、炒め煮にする
・とじ卵を多めに使用する
これで苦味の少ないゴーヤチャンプルになります。

材料(2人分)

ゴーヤ(苦瓜) 中1本
豚肉(ひき肉あるいは小間切れ) 50g
スパム(70g) なくてもOK
卵2個
だし溶液(味覇チューブ1~1.5㎝+本だし小さじ1/2+水70cc)※
※だしは味覇がなければ本だしのみでもOK。小さじ1を水溶きして、塩を適量加えて溶液を作る。味覇は塩が入っているので入れすぎないように注意。苦味をより抑えたいときは水(100㏄くらい)を増やして、煮る時間を延ばすと良い。
沖縄には「あばしゴーヤ」というゴーヤがあります。ゴーヤの特徴である周りのボコボコしたイボが細かくなく肉厚で大きい。苦味の少ないため食べやすく美味しい。なかなか本土では手に入りません。手に入りづらい理由の一つとして、現在、沖縄では「ウリミバエ」という害虫が原因でゴーヤをはじめ、へちまなどの野菜は県外への出荷は禁止されています。ゴーヤを選ぶときはなるべく大きく、太さが均一でイボが大きいのがおすすめです。
スパムは本土では価格が高いのでなくてもいいです。沖縄では1缶350円くらいで本土の半額の値段です。実家から定期的に送ってくれるので私の家では常備しています。もし、沖縄へ旅行することがあれば、お土産で購入すると良いと思います。スパムとゴーヤの相性がよく、スパムのうまみと油分がゴーヤの苦味をやわらげます。
1本に対し卵は2個で多めがおすすめです。苦味が柔らかくなります。沖縄料理のお店では、半熟のままお皿に盛るところもあります。私はしっかり炒めるのが好きです。好みで調理してください。
作り方


まずは油をひいてゴーヤを炒めます。焦げないように5分ほど中火で炒めたら、だし溶液を加えて、弱火にして煮詰めていきます。火が強いと焦げてしまうので、じっくりゆっくり煮詰めていきます。長ければ長いほど苦味が飛んでいきます。じっくりゆっくり煮るのがポイントです。味見してまだ苦味が強い場合は水を足して、煮詰め時間を延ばしてみてください。少し本だしを足してもいいです。肉とスパムを加えて、一緒に炒めて肉に火が通ったらコショウを少々加えて味を調え、強火にして卵を加えて一気に炒めて出来上がりです。卵の固さはお好みで。味覇は塩が入っているので塩はいりません。
食べ物に関する話
昔、私が小学生のころ、オバーに買い物を頼まれ、「たまなー、こうてぃくぁ=たまなーを買ってきて」と言われました。私は玉ねぎを買ってきました。オバーは笑って「くりあらん=これ違う」と。たまなーとは「キャベツ」のことでした。マチヤグワー(商店)のオバーにも笑われました。昔はスーパーはなく、小さなマチヤグワー(商店)で買い物することが多かった。「マチヤグワーんかいいち、こうてぃくわ=商店に行って、買ってきて」と言われたり、商店の屋号を使うことがありました。屋号が分からず、(商店の屋号)って何?ってオバーに場所を聞いたこともありました。今は屋号を使うことが少なくなりました。お祝い事(入学祝い・十三祝いなど)の最中に食材がなくなるとマチヤグワーに「つけ(後払い)」で、食材を取りに行かされたことを思い出します。
たまなー→キャベツ
うんちぇー→空心菜
ふーちばー→よもぎ
たーむ→田芋
まーみなー→もやし
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