
NASを調べ始めたとき、まず知ったのが「初心者にはSynologyがおすすめ」ということでした。
アプリの使いやすさやリモート接続の方法などを調べるうちに、私もSynologyに決めました。
では、Synologyのどの機種を選ぶか。
高額な買い物だからこそ、時間をかけていろいろ調べ、じっくり考えました。
その結果、私が選んだのがDS923+でした。
Synology NASの型番と機種の特徴
SynologyのNASは、型番を見ると、その機種の特徴がある程度分かります。
下記の図はDS225+とDS923+の名前の意味と、それぞれの特徴です。


私が機種選びで重視した3つ
私がNASの機種を選ぶとき、特に注目したのはこの3つです。
- 拡張機能
何ベイまで増やせる? - メモリ
どこまで増設できる? - ネットワーク
LANポートは何GbE?
この3つを比較しながら、候補を絞っていきました。
「何ベイか?」
NASの機種を選ぶとき、私が一番大切だと思うのが「何ベイか」です。
「ベイ」とは、HDDやSSDを何台搭載できるかということです。
一般家庭で使うなら、2ベイでも十分な場合が多いと思います。
ただ、我が家にはちょっと特殊な事情がありました。
主人が旅行好きで、とにかく動画を撮る量が多い!
1回の旅行で300~500GBほど動画を撮ることもあり、当時からすでに動画だけで約4TBありました。
年に何回か旅行すれば、データはどんどん増えていきます。
さらに、NASは最低でも5年、できれば10年くらい使いたいと思っていました。
そこで、将来的な容量の増加を考え、2ベイではなく4ベイのNASを選ぶことにしました。
また、HDDを複数台組み合わせて使うなら、HDDが1台故障してもデータを守れる構成にしたいとも考えていました。
Synologyには、複数のHDDを組み合わせて使えるSHR(Synology Hybrid RAID)があります。
私はこのSHRを使うことも考えて、4ベイのNASを選びました。
メモリはあとから増設できる
購入時は、メモリを増設するつもりはありませんでした。
でも、あとから増設できる機種なら、必要になったときに対応できます。
実際にしばらく使ったあと、メルカリで新品のSynology純正4GBメモリが5,000円で出品されているのを見つけました。
「これなら増設してみようかな」と思い、購入して取り付け。現在は8GBになっています。
ただし、メルカリなどの個人間取引で購入する場合は、商品の状態や互換性などを確認したうえで、自己責任での購入・使用になります。
最初から増設する予定がなくても、あとからメモリを増やせるかは、長く使うNASを選ぶときのポイントのひとつだと思いました。
LANポートは何GbE?
NASを選ぶとき、もうひとつ気になったのがLANポートの速度です。
DS923+には1GbEのLANポートが2つあり、さらに10GbE対応のネットワークカードを追加できる拡張スロットがあります。
当時は10GbEの環境があったわけではありません。
それでも、NASは最低でも5年、できれば10年くらい使いたいと思っていたので、将来、ネットワーク環境を高速化したくなったときに対応できる機種を選びたいと考えました。
実際にその後、NASを10GbE環境にしました。
10GbEにすると、ファイル転送などがかなり速くなり、やってよかったと感じています。
ただ、その後に思わぬ問題が……。
NURO光がMAP-E方式になり、ポート開放ができなくなってしまいました。
4ベイだけど、最初はHDD 2台から
4ベイのNASを選びましたが、最初から4台のHDDを購入したわけではありません。
4台分のHDDを一度に購入するのは経済的にも大変だったので、まずは2台からスタート。
これから増えていく動画などのファイルに合わせて、必要になったらHDDを追加していくことにしました。
さらに、HDDは安い買い物ではないので、バーゲンなどの価格が安くなったタイミングを狙って、少しずつ買いそろえていくことにしました。
私がDS923+を選んだ理由|Synology NASの選び方
ここまで、私がNASを選ぶときに考えたことを紹介してきました。
「長く使いたい」「増えていくデータを保存したい」「4ベイが欲しい」「将来的には10GbEにもしたい」
そんな条件から候補を絞っていき、最終的に選んだのがDS923+です。
私がNAS選びで考えた過程を、最後にまとめるとこんな感じです。

2年間使ってみた感想
DS923+を使い始めて2年。
写真や動画の保存だけでなく、さまざまなアプリを使ったり、Dockerを利用したりと、できることも少しずつ増えていきました。
購入するときはかなり悩みましたが、「最低でも5年、できれば10年使いたい」という思いで、将来のことまで考えて選んだのは正解だったと思っています。
特に、4ベイであることやメモリを増設できること、10GbEに対応できることなど、将来の使い方に合わせて拡張できることが、長く使ううえで安心につながっています。
2年間使う中で、主人の動画編集用にSSDもあとから追加しました。最初からすべてを揃えるのではなく、必要になったときに追加できる。こうして使いながら自分の環境に合わせて変えていけるところも、DS923+を選んでよかったと思う理由のひとつです。
2年間使った今、DS923+を選んで間違いはなかったと思っています。
じっくり考えて選んだからこそ、後悔しないNAS選びができました。
NASで広がった、今の私の暮らし
NASを選んだころは、まったくの初心者だった私。
それが今では、写真や動画の保存だけでなく、さまざまなアプリを使ったり、家の中や外出先からNASにアクセスしたりと、NASを使った便利で快適な暮らしを楽しんでいます。
初心者だった私が、実際にどんなふうにNASを活用しているのか、こちらの記事で紹介しています。


